7月31日(火)、横浜みなとキッズクラブの3回目の活動「造船所見学会」を行いました。今回は26名が参加し、ふだんは入ることのできないジャパン マリンユナイテッド㈱の横浜事業所鶴見工場を見学させていただきました。
FRP内業工場では、大きな機械を使ってFRPの板を切断する様子を見学し、工場内の展示室で掃海艇の材料が木材からFRP(繊維強化プラスチック)へと移っていたことを学びました。また、FRP組立工場では船体ブロックを作っている様子を見学しました。さらに修繕のため1号ドックに入っていた巡視船そらちや、検査を終えて岸壁に係留されていた南極観測船(砕氷艦)しらせを間近で見て、船の大きさを実感しました。見学が終わった後は、職員の方に造船所の仕事について質問しました。
博物館に戻ってからは、4つの班に分かれて、見学中に取材したことや説明してもらったこと、体験したことを記事にしてまとめた「造船所見学新聞」を作成しました。メンバーからは「工場の中のにおいがとてもきょうれつだったことが印象に残った」「「しらせ」をつくるのに2年かかることにビックリした」といった感想がありました。
横浜港を代表する造船所の見学は、キッズクラブのメンバーたちにとって造船と修繕の最前線の現場を知る貴重な機会となりました。次の4回目の活動は、9月2日(日)にシーカヤック教室を行います。