帆船日本丸のデータと歴史
日本丸は昭和5(1930)年に建造された練習帆船です。昭和59(1984)年まで約54年間活躍し、地球を45.4周する距離(延べ183万km)を航海し、11,500名もの実習生を育ててきました。昭和60(1985)年4
月より、みなとみらい21地区の石造りドックに現役当時のまま保存し、一般公開をしています。船の生活を体験する海洋教室やすべての帆をひろげる総帆展帆などを行い、帆船のすばらしさ、楽しさを伝えています。
近代的なビル群の立ち並ぶみなとみらい21地区の中心に、今は静かに都市の発展を見つめる日本丸。そのおだやかな様子からは想像できない、様々な歴史を背負っています。その歴史を少しだけのぞいてみませんか。